前衛的で難解な(たぶん)劇、観てきました。
東京国際芸術祭で上演されている「雲。家。」を観てきました。
ひとりの女性が、若干のパフォーマンスを交えながら文章を朗読する、という劇でした。
内容は…はっきり言って、演劇ド素人の私には全く理解ができませんでした。なんてったって「新しい演劇言語を模索する」といううたい文句だったし…終演後にポスト・パフォーマンス・トークもあったのですが、その内容も、全くと言っていいほど理解できず。
たぶん、TCP/IPのTの字も知らないような人が、高度なネットワーク運用の勉強会に出席したような状態だったんだろうなぁ、という感じですね。(^^;
しかし、劇のいいところは、内容が分からなくても感じることはできるっていうことですかね。女性の特徴ある朗読の音声と、映写されたものなのか現実のパフォーマンスなのか分からないような曖昧とした映像。非日常的で、曖昧模糊としているけど、気持ちのいい時間でした。
それが、廃校になった小学校の体育館を利用した劇場で上演されて、しかも私は最前列だったので、目の前2mほどの先の舞台で繰り広げられていたので、見る価値はあったというものです。たまには、こういった体験もいいものですね。
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コメント
通りすがりのものです。
私も見ました~
けど、確かに難しかったです。
もっと色々見に行ってるうちに、わかってくるのかなぁ
投稿: ゆりか | 2007年3月 5日 (月) 14時05分